怖いもの知らず

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脳の栄養と情報量

体に栄養が必要なら、脳にも栄養が必要でしょう。

体の栄養は食物。食べて栄養をつけ、運動して体に力を付ける。

脳の栄養は情報。情報を取り入れて脳に力をつけ、物を良く考えて脳を活発に動かす。

 

体に栄養を付ける良い食べ物があるなら、脳に良い情報もあるでしょう。なんでも食べりゃ良いわけではない(メタボの道まっしぐら)のと同じように、どんな情報を取り入れれば良いわけではないと思う。脳に悪い情報、知ったがためにダメになる情報というのはあるだろうか。今やメディア、ネット上では、ウソかマコトか、有ること、無いこと、しっちゃかめっちゃか。まさにカオス状態。それでも間違った情報でも知らないよりは、知っていた方が良いのでは?と思う。知った上で、これは間違っているという判断、つまり脳に良い情報、悪い情報を選別する能力が必要。自力で考える力をつけることで、これは相当むずかしい。

ちょっと前まで、血圧上が160が基準値だったのに、厚生省の指針がかわって、今は140

ですと!私は血圧の薬を飲んでいるんだけど、去年と今年ではどうちがう!!

政府の統計局の問題もそうだ。私もプレゼンの資料などを書くときに、欲しい値のある資料をピックアップしたりするけれども、政府が統計を改ざんやっちゃおしまいよ。

人に言うことを鵜のみにして、ぼーっと生きてるほうが楽だ。「誰それがこう言っていたもん!」「何々にこう書いてあったもん!」でもそれでは、チコちゃんじゃないけれど「ボーッと生きてんじゃねえよ!!」人間力が低下の一途!!

 

知識や経験の豊富な人に限って、なかなか人には教えてくれない。聞けば教えてくれるけど。多分その知識や情報が、他人にとって、どれほど新鮮かわかってないのでしょう。逆に、知識や経験値の浅い人ほど、知っている情報を簡単に垂れ流す。それが本当かどうかお構いなしに。

だから人とコミュニケーションをとる、いろんな人と知り合いになる、色々な分野の本を読む、ということが大事なのね。 

その人の経験知、読書量、環境、付き合っている友人、知人、その人が保有する脳の情報量が、人間性、品性を決める!ってことでしょうかしら。情報がありすぎる時代も困ったものですね。